| 作品名 | ごくりっ (1) |
|---|---|
| 著者 | 前原タケル |
| ジャンル | 恋愛 |
| 発売日 | 2016-07-08 00:00:00 |
| 価格 | ¥759 |
| 評価 | ★★★★ 4.3 (3件) |
『ごくりっ (1)』のあらすじ
高校生の拓は、幼なじみのりこに想いを寄せている。しかし、りこの心は海外にいる彼氏の直樹に向いており、拓の片思いは報われない状況である。拓はりこが自分の方を向いてくれることを願い、恋愛成就の神社で祈願する。この出来事をきっかけに、りこの身に異変が起こる。りこに悪魔らしき存在が憑依し、拓の「アレ」を摂取しなければ命に関わる体質となってしまうのだ。この突如として訪れた奇妙な運命により、二人の関係は予期せぬ方向へと進展していくことになる。
本作は、片思いの相手に突如として悪魔が憑依するという非日常的な設定が特徴である。恋愛感情を抱く幼なじみが、自分の「アレ」を飲まなければ死んでしまうという状況は、主人公である拓にとって大きな葛藤と決断を迫るものとなるだろう。純粋な恋愛感情と、幼なじみの命を救うという使命感の間で揺れ動く拓の心情が、物語の核となる。りこに憑依した悪魔の正体や、その目的についても物語の中で明らかになっていくと推測される。
恋愛ジャンルとしての『ごくりっ (1)』
本作は恋愛ジャンルに属する作品でありながら、超常的な要素が加わることで一般的な恋愛物語とは一線を画している。幼なじみへの片思いという普遍的なテーマに、悪魔憑きというファンタジー要素が融合することで、予測不能な展開が期待される。りこが悪魔に憑かれ、拓の「アレ」を必要とする体になったことで、二人の関係性は否応なしに密接なものとなる。この特殊な状況下で、拓とりこの間にどのような感情が芽生え、どのように関係が変化していくのかが読みどころである。
拓がりこへの一途な想いを抱き続ける中で、彼女の命を救うために行動を迫られる状況は、恋愛感情の純粋さと、極限状態における人間関係の深まりを描き出す。りこが拓の「アレ」を飲むことを余儀なくされる状況が、二人の間にどのような心理的、身体的な距離感を生み出すのか。また、海外にいる彼氏・直樹の存在が、この異常な三角関係にどのように影響を与えるのかも注目すべき点である。恋愛と非日常が交錯する中で、登場人物たちの感情がどのように揺れ動き、物語がどこへ向かうのかが本作の魅力であると言えるだろう。
📚 DMMブックスで試し読み









