| 作品名 | ジャガーン (14) |
|---|---|
| 著者 | 金城宗幸 |
| ジャンル | バトル・アクション、ホラー・都市伝説 |
| 価格 | ¥715 |
| 評価 | ★★★ 3.7 (3件) |
『ジャガーン(14)』作品概要
金城宗幸の描く『ジャガーン』は、バトル・アクションとホラー・都市伝説の要素を併せ持つ作品である。本作はシリーズの最終巻にあたり、主人公である蛇ヶ崎の最後の戦いが描かれる。恩人である三日土を失った蛇ヶ崎は、暴走形態である<イン・ジャガーン>となり、ノーメンを追い詰めていく展開となる。世界の命運を背負い、怪物化した「ジャガーン」に人々は熱狂し、散春、愛理、雪丸、ベルといった登場人物たちは「蛇ヶ崎晋太郎」の結末を見届けようとする。
最終局面において、蛇ヶ崎はノーメンにトドメを刺そうとするが、その瞬間に自身の欲望<ユメ>が何であったか迷いが生じる。この迷いを抱えたまま放たれた一撃は、最後の最後に最悪の事態を引き起こすこととなる。欲望全「壊」ヒーローバトルと銘打たれた本作は、このファイナル・ファイトで堂々完結を迎える。
最終巻の読みどころ
『ジャガーン(14)』では、主人公・蛇ヶ崎の最終決戦が最大の読みどころである。恩人である三日土を失ったことで暴走形態と化した蛇ヶ崎が、無慈悲なラッシュでノーメンを追い詰める描写は、バトル・アクションとしての迫力を感じさせる。また、世界の命運を背負い怪物と化したジャガーンに熱狂する人々の様子や、散春、愛理、雪丸、ベルといった登場人物たちが蛇ヶ崎の結末を見届けようとする姿は、物語のクライマックスとしての盛り上がりを演出している。
しかし、最終局面で蛇ヶ崎が自身の欲望<ユメ>を見失い、迷いを抱えたまま放った一撃が最悪の事態を招くという展開は、単なるヒーローバトルに留まらないドラマ性を示唆している。最後の最後で訪れる予期せぬ事態が、欲望全「壊」ヒーローバトルのファイナル・ファイトにどのような結末をもたらすのか、その結末に注目が集まる一冊である。
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